「甘酒」の秀れた栄養価②

「甘酒」は疲労回復に一役⑴

 

  

「甘酒」には以下の栄養素が含まれています。

 

ブドウ糖、オリゴ糖、ビタミンB1、ビタミンB2、

ビタミンB3、ビタミンB6、葉酸、ビオチン、イノシトール、

トリプトファン・リジン、メチオニン・フェニルアラニンなどの

必須アミノ酸、食物繊維など

 

意外にたくさんの栄養素があり、驚かれる方も多いかもしれません。

 

甘酒が疲労回復に効果がある理由としてはブドウ糖をはじめ、

ビタミンB群、葉酸、アミノ酸などの豊富な栄養価にあります。

 

 

「疲れ」には「体の疲れ」と「脳の疲れ」があります。

肉体労働をして体を酷使し「疲れ」てしまうと、

筋肉の中に貯蔵しているエネルギー源の「グリコーゲン」を

使い果たしてしまいます。

 

「疲れ」により、一時的に血流が悪くなり、筋肉が動かず

動きが鈍くなります。

 

酷使した刺激による損傷や炎症で筋肉痛が起こります。

 

そこで必要なのは十分な休養と栄養補給です。

 

まずはブドウ糖がすぐにエネルギー源として働く、

という即効性があります。

この場合は直接的に作用するので

血糖値の上がり方に注意が必要です。

  

 

 

「疲れ」や「筋肉痛」は筋肉から血中に乳酸が出て、

 蓄積されて起こるもの

 という認識がありましたが、それは間違いだったようです。

 

 

乳酸は血中に出た後エネルギー源として再利用されます。

 

再利用される過程で、乳酸からピルビン酸への可逆反応を触媒する

乳酸脱水素酵素の働きをサポートするのが

ビタミンB1とビタミンB3(ナイアシン)になります。

 

ピルビン酸はクエン酸回路に乗り、ミトコンドリアで

エネルギーの元として使われます。

 

細胞内のミトコンドリアはわたしたちが生きていくためのエネルギーを

生産してくれる大切な器官になります。

 

エネルギーとして再利用されるということは

早期の疲労回復にも繋がります。

 

「疲れた体」に「甘酒」の栄養素が入ることで

このクエン酸回路の働きを補助して

エネルギーを作ってくれるんですね!

 

 

次回また疲労回復の続きをお伝えします。

 

 

 

 

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