ほうれん草のグリーンカレー

中3の息子は受験が終わり、結果発表待ちで毎日開放感に浸っています。

宿題がないので今日は米粉のナンを作ってくれました。

 

 

 

 

息子がナンを作ってくれるというので

わたしは佐久産のほうれん草を使ったグリーンカレーを作りました。

 

いつも料理をするとき(おかし作り以外)は量は適当!

味を見ながら差し引きしていきます。

 

ほうれん草のグリーンカレーの作り方

材料

ほうれん草

玉ねぎ

しめじなどのキノコ

にんにく、生姜

ココナッツミルク

(豆乳)

塩麹

魚醤(ナンプラー)

クミンシード

ウコン(ターメリック)

ガラムマサラ

コリアンダー

シナモン

クローブ

チリパウダー

 

①まずはにんにく、生姜、玉ねぎを細かく切ります。

②ほうれん草は湯がいてサッと水に晒し、絞ります。

ほうれん草は葉を先に入れ、全体を沈ませる。美味しく茹でる陰陽の法則( ^ω^ )

 

③鍋にオリーブオイルとクミンシードを入れてクミンシードが踊り出すまで弱火で熱し、にんにくと生姜を入れてじっくりと香りを出す。

④③に玉ねぎを投入し、塩麹で和え、弱火でじっくりと透き通るまで火を通す

⑤玉ねぎを端に寄せ、空いた場所にしめじ(キノコ)を入れて塩麹と和え、玉ねぎをしめじの上に乗せてしめじを少し蒸し煮する。混ぜてしばらく火を通す。

⑥⑤とほうれん草、ココナッツミルク、魚醤を入れてガーします。

これが去年漬けた片口イワシの魚醤。最高の旨味。 

片口イワシの旨味が凝縮されてナンとも言えないのです。ウマー。

⑦⑥を鍋に戻して、スパイスを入れて弱火でコトコト。

わが家のスパイス群。

左からクローブ、自家製コリアンダー、ガラムマサラ、シナモン、母の作ったウコン、真ん中はナツメグ。
チリパウダーは辛さを見ながら少しずつ。味が濃かったら豆乳でのばして下さい。

スパイスを入れて塩麹で味を整えたら一気に完成!

何度見ても綺麗なグリーン(#^.^#)
やっすい手羽先のガラを塩麹で和えて胡椒ふってオリーブオイルで焼いたやつを乗せて。息子の作ったナンは膨らまなかった失敗作らしい。またリベンジ。

いやぁ、グリーンカレーうまい!ご馳走さまでした♫

皆さんもぜひ作ってみて下さい。

 

 

 

国で定めた食の法律、「食育基本法」の私的見解①

日本の「食」における問題点

 

平成17年、6月10日、第162回国会で食育基本法が成立し、同年7月15日から実施された。

 

食育基本法の中で、「食育」とはどのようなものか、というと、

 

①生きる上での基本であって、知育、徳育、

及び体育の基礎となるべきもの

②様々な経験を通じて「食」に感する知識と「食」を選択する力を

習得し、健全な食生活を実践することができる人間を育てること

 

国がこの「食育基本法」をつくった背景は

次のような問題を懸念してだ。

 

 

⑴「食」を大切にする心の欠如

⑵栄養バランスの偏った食事や不規則な食事の増加

⑶肥満や生活習慣病(がん、糖尿病など)の増加

⑷過度の痩身思考

⑸「食」の安全上の問題の発生

⑹「食」の海外への依存

⑺伝統ある食文化の喪失

 

食育の推進に向けて 内閣府 食育推進室 食品安全委員会事務局 文部科学省 スポーツ・青少年局学校健康教育課 厚生労働省 健康局総務課生活習慣病対策室 農林水産省 消費・安全局消費者情報館 

 

問題その⑴「食」を大切にする心の欠如

 

わたしたちは何の疑問も持たずに毎日3食食べ続けている。

 

あまりにも日常がせかせかし過ぎて、

食べたものの味もわからないなんてこともあるよね。

 

 

仕事の合理化、効率化とともに

わたしたちの食べるものも合理化、効率化されたものが

たくさんお店に並んでいる。

 

フツーにコンビニやファーストフードで

すぐに手に入る食べもの。

 

スーパーのお惣菜。

 

別にそれを食べるのことが悪いのではない。

 

それはどこのモノを使ってどういう経路をたどって

どういう風に作られて、どんな想いが重なって

お店に売られているのかを「知って」食べて(選んで)ほしい。

 

わたしたちが口にするものが

体や心にどんな影響を与えるのかを

「知って」食べる(選ぶ)ことがどんなに大事なことか。

 

食べもののルーツを知らないで育った子に

「食」の大切さなんてわからない。

 

お米だって、かぼちゃだって、トマトだって、

畑を耕して、種をまいて、苗を育てて、定植して、

草を刈って、追肥して、その野菜に必要な工程を経て、

ようやく収穫して、保管して、出荷する。

 

 

農家さんがどれだけの想いで野菜をつくっているのか

わたしたちの口に入るまで、どれだけの工程をやってくださっているのか、

わたしたちは「知る」べきである。 

 

知って、わたしたちそれぞれの生活に合うものを選ぶ。

 

それは自分を知ることだから。

 

自分が何を求めているのか。

 

どんな生活がしたいのか。

 

「知って」選ぶことで「食」の大切さは、わかる。

 

だって、本当に求めるものだから、

心から感謝があふれ出す。

 

 

自家製大豆からの味噌づくり⑧

いよいよ米麹づくりのはじまり!〜4日目〜

 

とうとう4日目。ホクホクの米麹が出来上がります。

●米麹づくり4日目にすること

▪️米麹の完成(出麹)

▪️米麹の完成(出麹)

 

種切りから約42〜50時間後にようやく米麹の完成です。

状貌と香りはどうでしょうか?

・栗のような香り

・白い菌糸がお米に食い込んで板状になっており、ほぐすとすぐ崩れる

・全体が白くなっている

このような状貌でしたら完成です。

完成したら、出来るだけ早く熱を取ります。

麹蓋を重ねずに広げ、米麹を崩して外気に触れさせて冷まします。

冷ましたら、用途により、紙袋やビニール袋に保管します。

 

▪️米麹の保存方法

保存方法は3つ、冷蔵、冷凍、塩きりがあります。

冷蔵の場合は、冷蔵庫で2〜3週間。

冷凍は冷凍庫で3ヶ月くらい。

塩きり麹だと4ヶ月です。

*塩きり麹とは塩と麹を混ぜ合わせておく保存方法です。

 塩が入っているので甘酒作りなどには使えません。



 


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自家製大豆からの味噌づくり⑦

いよいよ米麹づくりのはじまり!〜3日目〜

 

3日目です。仕込んだ米麹はどうなっているでしょうか?

麹は生き物です。子育てと同じで時間通り予定通りにいかないもの。

蒸米の状貌(じょうぼう)をよく観察して見ましょう。

●米麹づくり3日目にやること

 

▪️箱に入った蒸米の切り返し

▪️箱に入った蒸米を麹蓋に移す(盛り)

▪️麹の手入れ2回目(中仕事)

▪️麹の手入れ3回目(仕舞仕事)

 

 

▪️箱に入った蒸米の切り返し

 

引き込みから18~20時間くらいたつと麹菌の甘〜い香りが漂ってくます。

うまく菌糸がまわっていれば、お米のまわりに白い菌が繁殖して

白っぽくなリます。

お米の塊があるようならほぐして、混ぜ込んで酸素を入れてあげます。

麹菌は繁殖のためには酸素が必要な好気性菌。

麹カビ菌にとっての繁殖適正温度は25度〜30度とかなり低めで

50度で死滅してしまいます。

ちなみに納豆菌の繁殖温度は40度〜70度です。

 

 

▪️箱に入った蒸米を麹蓋に移す(盛り)

 

切り返しから3時間ほどたったら麹蓋に蒸米を移します。

この、箱から麹蓋に移し替える作業を「盛り」と言います。

この時の品温は必ず40度を超えていることを確認してください。

「盛り」を行う目安が40度を超えていること、です。

 

もし超えていなければ、超えるまで待ちましょう。 

  

「盛り」の作業に入るときは室温が低いと蒸米が冷めてしまうので

しっかりと室温にも気を配ります。30度くらいが理想です。

手早く作業を進められるよう、道具は準備しておきましょう。

 

麹蓋がない場合、頑丈なダンボールの底から高さ20センチくらいを切って

布を敷いて使用することもできます。

麹蓋でしたら布は必要ありませんが、ダンボールに直接ですと

ダンボールに麹がくっついてしまうので種切り後に入れた箱と

同じように包んで使います。

今回わたしもこの方法でやりました。

蒸米をなるべく薄く伸ばし、

畝を作って空気に触れる面積を増やしてあげます。

 

包んでから、乾きすぎないように清潔な濡れタオル(温水で絞ったもの)を

一枚上に乗せます。

 

 

▪️麹の手入れ2回目(中仕事)

 

「盛り」から5〜6時間たつと、さらに麹菌が繁殖して、温度が上昇してきます。

ちょこちょこと温度を見て、室内の温度、湿度を確認して下さい。

5〜6時間たつと、再度40度くらいになっているので蒸米を混ぜて空気を入れます。

これを「中仕事」と言います。

この作業も室内の温度を30度に保って乾燥しすぎないよう、

手早く行います。

 

 

お温度、湿度を確認して、タオルが乾いているようなら再度温水で濡らして

かけて保温庫で発酵させます。

 

その後も40度以上になるようなら麹蓋の位置を入れ替えたり、

手で撹拌したりして38度程度を保ちます。

難しいようでしたら、暖房器具のスイッチを切ったり、つけたりしながら

温度調節をして下さい。

 

わたしは掘りごたつで作業をしたので、掘りごたつの上下の暖房を

つけたり、消したり、換気口を開けたりしながら温度調節をしました。

*掘りごたつの作業は雑菌が心配なので大きなビニールのシートで覆って

使用しました。

 

 

▪️麹の手入れ3回目(仕舞仕事)

 

中仕事から数時間たつと再度40度以上になってきます。

蒸米はもう蒸米ではなく、米麹になっており、

栗のようなほくほくとしたいい香りが漂っています。

 

実質最後の手入れです。

中仕事と同じように撹拌します。

ここから出麹までは40度以上を保つようにします。

とは言え、50度で麹菌は死滅してしまうので

気をつけましょう。

 

 

 

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自家製大豆からの味噌づくり⑤

いよいよ米麹づくりのはじまり‼️〜1日目〜

 

米麹づくりはとても繊細なので環境をきちんと整えてあげることが大事。

 

雑菌が繁殖する環境を作ってしまうと発酵ではなく腐敗になってしまうので

それだけは避けたい。

 

雑菌を繁殖させないために

①3日前から納豆は禁止。

②麹部屋の掃除。

③枯れ草、枯れ木は持ち込まない。

④使用機材のアルコール・煮沸消毒。 

 

米麹づくりに用意するもの

●1日目に必要なもの

①お米(うるち米)

②大きな鍋orボール

③鍋蓋or蓋になりそうなダンボールなど

●2日目以降に必要なもの

②種麹

③お湯

④麹蓋もしくは丈夫なダンボール

⑤麹用布

⑥セイロ

⑦温度計

⑧清潔なタオル(麹蓋と同じ枚数くらい)

⑨種切り用の大きい布

⑩蒸し布

⑪しゃもじ

⑫茶こし

 

米麹づくり1日目にやること

▪️お米を洗う

▪️洗ったお米を水に浸ける

精白したお米をしっかり洗って水に浸けます。

目安は夏が5時間〜冬が15時間〜

 

●玄米で作りたい場合

玄米で作る場合は浸水時間を倍くらいにして、

あ泡立て器でかき混ぜて皮に傷をつけるか、

ダイヤル式の精米機で1分搗きに精米するかして、

麹菌が入り込む隙間をあけます。

 

酵素玄米ご飯を作るときには泡立て器で撹拌したりしますが、

それも発酵を促すための知恵なのです。

  

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自家製大豆からの味噌づくり④

自家製米麹づくりの準備

 

今回の味噌づくりは米麹も手作りすることにしました。

今まで3~4日拘束されるため、なかなか手が出せなかった麹づくり。

 

あま酒や塩麹には日頃からお世話になっておりますので

超身近ではあるものの、なかなかアプローチできずにおりました。

 

最近は「はたらく細胞」ならぬ「はたらく細菌」なんて漫画も出ているらしい?

内容はともかく、腸内環境を知るにはいい漫画かも?小3娘が欲しいというので買ってみた。

 

さて。成功するのでしょうか?

 

2月25日からの麹づくりのために麹部屋の掃除、消毒からはじめました。

 

うちにあった泡盛・・・焼酎これしかなかったのでこれで消毒!

普段使っていない掘りごたつで麹を作ろうと思っていたので

掘りごたつを拭いて、焼酎で殺菌して、太陽のもとで干して、

麹用の布10枚を全部洗って、煮沸消毒して、干して(カビが怖いので脱水にはかけない)。

 

せいろを洗ったり、佐久産無農薬米を精米して水に浸けたり、

麹屋さんに「種麹」を取りに行ったり、釜戸とセイロを借りに行ったり。

 

そんなこんなで忙しかったので、

受験生の息子に「お昼米粉のホットケーキ作って〜」

とお願いしてみる。

 

バナナ、りんご、豆乳を攪拌。そこにヘンプパウダーも。菜種油は入れたのかな?

 

(本人も食べたかったらしく)作ってくれました❗️ 

 

うちのホットケーキは分量適当ホットケーキ。

だいたい目分量で作っています。

米粉のホットケーキ。

今回は豆乳が少なかったので割と固め。

美味しかった!ありがとう。

 

 

明日からいよいよ麹づくりが始まります。

自家製大豆からの味噌づくり③

大豆計画〜選別。「選択」について考えること

 

野菜を栽培するには、大変な労力がかかります。

規模を考え計画し、畑を耕し、種をまき、草を刈り、追肥をし、

それぞれの成長に必要な工程を経て、

ひとつひとつ収穫して、保管し、出荷準備をします。

 

大規模農家の方は手作業では到底手が回らないので

ほとんどの作業を機械に頼るわけですが、

自家製大豆からの味噌づくり②↓

でお伝えした通り、廃棄料がものすごく多くなります。

 

廃棄は畑の肥料になるので無駄にはなりませんが、

「もったいない」ですよね。

 

100キロもの大豆の脱穀、選別はどうしても

機械に頼らざるを得ません。

 

他にも、種まき、畑の耕運、草刈り・・・と機械にお世話になります。

 

ハーベスターで大量の大豆を割ったり、捨てたりして、

罪悪感というものが芽生えましたが、

今回は機械に頼る方が、メリットがありました。

 

脱穀、選別に何ヶ月、と費やすより、お金を払ってハーベスター借りて

半日で終わった方が、はるかに時間の有効活用ができますよね。

 

 

うちの農園の社長は「自然農」から入り、

昔は不耕起栽培もやっていました。

 

「自然農」のある暮らしはスローでとても美しい生き方です。

野菜本来の栄養がギュッと詰まった、美味しい野菜が食べられます。

そして何より、自然や動物、昆虫との共生、共存が可能な生活、

自然とともに生き、感じ、感謝をする、

足るを知る生き方。

 

 

機械で大量生産、大量廃棄とは対極にありますね。

 

でもね。

 

それは、人それぞれ幸せの感じ方があって、

人それぞれ性に合う生活レベルがあるんです。 

 

今どんな生活がしたいのか、

今どんな自分になりたいのか、

まず嘘のない今の自分を知る。

 

自分を知ると「快」「不快」がわかってきます。

嘘偽りのない本来の自分を解放してあげることで

より良い「選択」ができるようになるー。

 

人生「選択」の繰り返し。積み重ね。

自分を知る→選択肢の中から選んで決める→実行する→修正する

変化しながら、この繰り返し。

 

本来の自分になったなら、

必ず様々な形で社会貢献ができるようになります。 

健康であれば

 

バランスの欠いた状態であれば、バランスの欠いた選択をしてしまうものです。

でも、それも自分からバランスを取ろうと必死で選んでいるんですね。

 

 

より良い選択をするためには「健康」がキーワード。

日々の食卓を意味のある食卓にし、「選択」を積み重ねていきましょう!

 

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自家製大豆からの味噌づくり②

大豆の脱穀方法の選択

 

 

さて。大豆を乾燥させると

足でフミフミ、茎を持ってバンバン叩きつけるだけで

鞘からポンポン大豆が弾けてきます。

 

少量の脱穀(10キロ程度)ならばフミフミ・バンバンして、

弾けてない鞘をぱっか〜んと割って出す、

という手作業で脱穀できます(結構な手間ですが)。

 

 

しかし。

 

量が多いと手作業というわけにはいきません。

 

そこで機械の登場です。

 

ハーベスター

 

じゃ〜ん!ハーベスター‼️

今年は100キロ近くの大豆を栽培したので機械を使いました。

 

初めて使ったのですが、「切ない」というのが本音でした。

 

今まで手作業で1粒でも逃したくないという

「もったいない」根性がありましたので、

一本一本取り残しがないか確認していました。

 

ハーベスターでの脱穀はというと・・・

ガリガリ割れていく大豆、鞘から取れない大豆、

葉や茎や鞘と一緒にゴミのように落ちていく大豆が山のようにあり、

正視することができませんでした泣

 

今年は100キロくらいの収穫。駐車場を大豆が占拠した笑

でも、

◆100キロにもなる大豆の脱穀を手作業ではできるわけない

(手作業だったら130キロくらいの収穫になるかも!)

◆ハーベスターは半日しか借りていない

◆年の瀬も迫った12月29日

◆働いている農園の社長さんにお手伝いいただいている 

◆わたし一人での持ち運び、作業が難しい

 

いろいろな状況を考えて、

「もったいない」は捨て、

早く、効率的に、楽にを選んだ次第です。

 

全てこだわることはできませんから、

ある程度妥協だって必要です。

 

大型機械を持っている農家は大規模農家が多いので 

生産量も廃棄量も多くなります。

  

まぁ、廃棄といっても畑の肥やしになるわけで、

無駄にはならないんですけどね。

 

そんなの、いちいち気にしていたら

労力の無駄っていうわけです。

 

で、この後また手間のかかる選別、という作業があります。

 

わたしたちが背の高い人、低い人、太っている人、痩せてる人、と

外見が違うように、お豆さんも個性があります。

 

さらに、虫食いのお豆さんや割れているお豆さん、

ちょっとパープルなお豆さんもいるんです。

 

それを仕分けする作業もあるのです。

市販の大豆は全て粒が揃っていますよね?

 

全部手作業だととてもとても人件費だけで膨大なコストが

かかってしまいます。

 

10キロくらいでしたら冬の間に手作業で何とかなりますが、

今回は選別も機械にお願いしました。

 

大豆の選別動画はこちら↓

https://www.youtube.com/watch?v=TA3An64d6As

 

 

機械だとこんな感じで楽なものです。

 

  

皆さんの食卓に上っている「大豆」は

ハーベスターの破壊的な振動に負けず、

生き残った強い「大豆」なんですね。

 

数ある中の精鋭たちです。

 

身体の中で大活躍してくれそうですね。

 

今日はここまで。

 

明日は大豆と味噌の栄養について書こうと思います。

 

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