お米づくりの始まり①


皆さんが毎日食べているお米。

一粒のお米は成長して分けつし、稲穂をつけて約500〜1000粒になります。

500〜1000倍になるって、すごいパワーですよね。

 

お米には炭水化物、タンパク質、食物繊維、脂質、ビタミンB1、B2、

亜鉛、カルシウムなどの微量ミネラル・・・と豊富な栄養が含まれています。

 

ブドウ糖を作るでんぷんと代謝機能を担うビタミンB1、B2などがあり、

脳の働きを活性化してくれます。

 

私たちが毎日食べているお米は私たちが活動するために

必要なものだったんですね。

  

これから栄養豊富な農家さんがどんな作業をして食卓まで届くのか、

半年かけてレポートしていきます。

 

苗間のあぜ塗り

 

「あぜ」とは、田んぼを取り囲んでいる堤のことを言います。

このあぜはひび割れたり、崩れたり、モグラの穴ができていたりしているので

深く水を貯められるよう、ある程度の高さでしっかりと泥を塗って

固めます。

 

まずは苗を育てる苗間づくりから始まります。

 

泥をつくるため、水が必要なので川から水をポンプで吸い上げてタンクに入れます。

水を汲んだ後。

 

畑のあぜに水を撒き、あぜ塗り機であぜ塗りをしていきます。

 

昔は鍬で手作業でしたが、今はあぜ塗り機を使って作業をします。

 

機械が入れない角の部分や崩れている部分は手作業であぜ塗りをしていきます。

 

泥を鍬で乗せて足で踏み固めていく作業

このあとはマルチ張り。

また後日レポートします。

 

コウモリ⁉️part2!

 

昨日のコウモリ、種類がわかりました。

 

生物学者の友人が教えてくれました〜(╹◡╹)♡

 

コキクガシラコウモリ」

 

 

「キクガシラコウモリ」の小さい種類の方で、「キクガラシラコウモリ」

 

住宅街には住めず、森の中に住んでいるので

あまり見かけないコウモリだそうです。

昼間のねぐらは、人が使っていない洞窟、廃屋、別荘、倉庫、神社など。

すごく小さくて、6㌢四方くらいの大きさ。

 

この子は赤ちゃんではなく、大人だそうです。

 

コウモリって、目は光を感じるくらいしかできないらしく、

周りの状況を鼻の超音波で判断するんです!

 

エコーロケーションというらしいです。

マッコウクジラとか、イルカとかと同じ能力!

こんなに小さい顔で、点みたいな鼻から音を出してるなんて‼️

生命の神秘♡

 

と、いうことでこの「コキクガシラコウモリ」は

この個体が欲しいというその生物学者の友人に寄付をしました。

標本にして、そのDNAを研究で採取できるようにしておくらしいです。

 

娘よ。この勲章のようなマスコットキーホルダーになりそうなコウモリを

手放してしまうことについては謝りまする。

 

だがしかし。

このままの状態で保管していたら、

乾燥してスカスカのカチカチのミイラになっちゃうよ。

 

このまま引き出しの奥にしまってカチカチにして放っておくよりも、

標本にしてこのコウモリさん、活かしてあげようぜ? 

(娘は快くOKしてくれました)

 

 

コウモリ⁉️

学校からの帰り道は子供たちにとっての自然と戯れの場である。

 

ススキとか、ひっつき虫とか、しょうもないものを持って帰ってきて、

うちの中でタネが散らかって掃除が大変になったり、

 

桑の実やアサガオなどのイロモノを水に漬けて色水を作ったり、

 

時にはヨモギやつくしなど野草を持って帰ってきて、

 

「ヨモギ餅作って〜」「天ぷらにして〜」ということもある。

 

 

で。

 

今日娘たちが発見して拾って持ち帰ってきたもの。

 

 

 

 

きゃ〜! 

 

 

 

ナンと可愛いコウモリ!!!

 

残念ながらもうお亡くなりになっていましたが。

 

 

 

どなたかお詳しい方、このコウモリはなんという

こうもりなのでしょうか?

 

教えてくださ〜い( ´ ▽ ` )

 

  

調べてみましたが、これと同じ写真が見つからなくて、

イマイチわかりませんでした。

 

 

自家製大豆からの味噌づくり⑨

簡単!味噌の作り方!

 

本日味噌づくりイベントでした!

農薬不使用の自家製の大豆で、

麹もわたしの働いている農園の無農薬米を使った自家製麹。

 

お塩は海の精漬物塩

最高の素材で最高の味噌を仕込みました。

 

自家製麹を味見していただいところ、とても甘い〜と好評でした!

自家製豆乳ヨーグルトに自家製甘酒と地元産の苺を添えて( ✌︎’ω’)✌︎

 

米味噌レシピはこちら!

大豆  1キロ

米麹  1キロ

塩   430g

①大豆を一晩水に浸します。

②5〜7時間くらいかけて左手薬指と親指で軽く潰れる程度まで柔らかく茹でます。

③塩と米麹をよく混ぜ合わせ、塩きり麹を作ります。

④大豆を滑らかになるまで潰します。(固い場合は煮汁を入れて柔らかくする)

袋に入れて足でふみふみ。マッシャーだとマッシャーが力で変形したりするのでこの方法が一番やりやすい。

⑤③と④をよく混ぜ合わせます。

 

⑥ボール状に丸めて保存容器に投げ入れます。

⑦表面を平らにして唐辛子を埋めて塩で蓋をします。

⑧ラップをピタッと引いて、新聞と紐で蓋をします。

半年〜1年熟成して出来上がり。

 

出来上がりがとても楽しみです☆*:.。. o(≧▽≦)o .。.:*☆

 

 

春のお楽しみ②

立春過ぎてから、この子を見つけると

心がぽかぽか。うきうき。

 

わが家の庭のふきのとう。明日のランチで出しますよ〜。米粉の天ぷら♫

 

こんにちは!

 

待っていたよ!

 

 

春のお楽しみ①

長野県佐久市では毎年梅と桜が同じくらいに開花します。

 

家の小梅です。可愛いでしょ。

 

これは小梅。

 

小梅は若干早く開花しますが、

今年は早いような気がします。

 

毎年残念ながら入学式に桜は咲いていません。

  

 

大方、4月中旬〜5月頭辺りが見頃。

 

家の近くの五稜郭の桜はとても素晴らしいので

お近くにお越しの際はぜひご覧下さい。

 

 

軽井沢・佐久・小諸地域の花見名所一覧

 

 

自家製大豆からの味噌づくり⑧

いよいよ米麹づくりのはじまり!〜4日目〜

 

とうとう4日目。ホクホクの米麹が出来上がります。

●米麹づくり4日目にすること

▪️米麹の完成(出麹)

▪️米麹の完成(出麹)

 

種切りから約42〜50時間後にようやく米麹の完成です。

状貌と香りはどうでしょうか?

・栗のような香り

・白い菌糸がお米に食い込んで板状になっており、ほぐすとすぐ崩れる

・全体が白くなっている

このような状貌でしたら完成です。

完成したら、出来るだけ早く熱を取ります。

麹蓋を重ねずに広げ、米麹を崩して外気に触れさせて冷まします。

冷ましたら、用途により、紙袋やビニール袋に保管します。

 

▪️米麹の保存方法

保存方法は3つ、冷蔵、冷凍、塩きりがあります。

冷蔵の場合は、冷蔵庫で2〜3週間。

冷凍は冷凍庫で3ヶ月くらい。

塩きり麹だと4ヶ月です。

*塩きり麹とは塩と麹を混ぜ合わせておく保存方法です。

 塩が入っているので甘酒作りなどには使えません。



 


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自家製大豆からの味噌づくり⑦

いよいよ米麹づくりのはじまり!〜3日目〜

 

3日目です。仕込んだ米麹はどうなっているでしょうか?

麹は生き物です。子育てと同じで時間通り予定通りにいかないもの。

蒸米の状貌(じょうぼう)をよく観察して見ましょう。

●米麹づくり3日目にやること

 

▪️箱に入った蒸米の切り返し

▪️箱に入った蒸米を麹蓋に移す(盛り)

▪️麹の手入れ2回目(中仕事)

▪️麹の手入れ3回目(仕舞仕事)

 

 

▪️箱に入った蒸米の切り返し

 

引き込みから18~20時間くらいたつと麹菌の甘〜い香りが漂ってくます。

うまく菌糸がまわっていれば、お米のまわりに白い菌が繁殖して

白っぽくなリます。

お米の塊があるようならほぐして、混ぜ込んで酸素を入れてあげます。

麹菌は繁殖のためには酸素が必要な好気性菌。

麹カビ菌にとっての繁殖適正温度は25度〜30度とかなり低めで

50度で死滅してしまいます。

ちなみに納豆菌の繁殖温度は40度〜70度です。

 

 

▪️箱に入った蒸米を麹蓋に移す(盛り)

 

切り返しから3時間ほどたったら麹蓋に蒸米を移します。

この、箱から麹蓋に移し替える作業を「盛り」と言います。

この時の品温は必ず40度を超えていることを確認してください。

「盛り」を行う目安が40度を超えていること、です。

 

もし超えていなければ、超えるまで待ちましょう。 

  

「盛り」の作業に入るときは室温が低いと蒸米が冷めてしまうので

しっかりと室温にも気を配ります。30度くらいが理想です。

手早く作業を進められるよう、道具は準備しておきましょう。

 

麹蓋がない場合、頑丈なダンボールの底から高さ20センチくらいを切って

布を敷いて使用することもできます。

麹蓋でしたら布は必要ありませんが、ダンボールに直接ですと

ダンボールに麹がくっついてしまうので種切り後に入れた箱と

同じように包んで使います。

今回わたしもこの方法でやりました。

蒸米をなるべく薄く伸ばし、

畝を作って空気に触れる面積を増やしてあげます。

 

包んでから、乾きすぎないように清潔な濡れタオル(温水で絞ったもの)を

一枚上に乗せます。

 

 

▪️麹の手入れ2回目(中仕事)

 

「盛り」から5〜6時間たつと、さらに麹菌が繁殖して、温度が上昇してきます。

ちょこちょこと温度を見て、室内の温度、湿度を確認して下さい。

5〜6時間たつと、再度40度くらいになっているので蒸米を混ぜて空気を入れます。

これを「中仕事」と言います。

この作業も室内の温度を30度に保って乾燥しすぎないよう、

手早く行います。

 

 

お温度、湿度を確認して、タオルが乾いているようなら再度温水で濡らして

かけて保温庫で発酵させます。

 

その後も40度以上になるようなら麹蓋の位置を入れ替えたり、

手で撹拌したりして38度程度を保ちます。

難しいようでしたら、暖房器具のスイッチを切ったり、つけたりしながら

温度調節をして下さい。

 

わたしは掘りごたつで作業をしたので、掘りごたつの上下の暖房を

つけたり、消したり、換気口を開けたりしながら温度調節をしました。

*掘りごたつの作業は雑菌が心配なので大きなビニールのシートで覆って

使用しました。

 

 

▪️麹の手入れ3回目(仕舞仕事)

 

中仕事から数時間たつと再度40度以上になってきます。

蒸米はもう蒸米ではなく、米麹になっており、

栗のようなほくほくとしたいい香りが漂っています。

 

実質最後の手入れです。

中仕事と同じように撹拌します。

ここから出麹までは40度以上を保つようにします。

とは言え、50度で麹菌は死滅してしまうので

気をつけましょう。

 

 

 

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自家製大豆からの味噌づくり⑤

いよいよ米麹づくりのはじまり‼️〜1日目〜

 

米麹づくりはとても繊細なので環境をきちんと整えてあげることが大事。

 

雑菌が繁殖する環境を作ってしまうと発酵ではなく腐敗になってしまうので

それだけは避けたい。

 

雑菌を繁殖させないために

①3日前から納豆は禁止。

②麹部屋の掃除。

③枯れ草、枯れ木は持ち込まない。

④使用機材のアルコール・煮沸消毒。 

 

米麹づくりに用意するもの

●1日目に必要なもの

①お米(うるち米)

②大きな鍋orボール

③鍋蓋or蓋になりそうなダンボールなど

●2日目以降に必要なもの

②種麹

③お湯

④麹蓋もしくは丈夫なダンボール

⑤麹用布

⑥セイロ

⑦温度計

⑧清潔なタオル(麹蓋と同じ枚数くらい)

⑨種切り用の大きい布

⑩蒸し布

⑪しゃもじ

⑫茶こし

 

米麹づくり1日目にやること

▪️お米を洗う

▪️洗ったお米を水に浸ける

精白したお米をしっかり洗って水に浸けます。

目安は夏が5時間〜冬が15時間〜

 

●玄米で作りたい場合

玄米で作る場合は浸水時間を倍くらいにして、

あ泡立て器でかき混ぜて皮に傷をつけるか、

ダイヤル式の精米機で1分搗きに精米するかして、

麹菌が入り込む隙間をあけます。

 

酵素玄米ご飯を作るときには泡立て器で撹拌したりしますが、

それも発酵を促すための知恵なのです。

  

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自家製大豆からの味噌づくり④

自家製米麹づくりの準備

 

今回の味噌づくりは米麹も手作りすることにしました。

今まで3~4日拘束されるため、なかなか手が出せなかった麹づくり。

 

あま酒や塩麹には日頃からお世話になっておりますので

超身近ではあるものの、なかなかアプローチできずにおりました。

 

最近は「はたらく細胞」ならぬ「はたらく細菌」なんて漫画も出ているらしい?

内容はともかく、腸内環境を知るにはいい漫画かも?小3娘が欲しいというので買ってみた。

 

さて。成功するのでしょうか?

 

2月25日からの麹づくりのために麹部屋の掃除、消毒からはじめました。

 

うちにあった泡盛・・・焼酎これしかなかったのでこれで消毒!

普段使っていない掘りごたつで麹を作ろうと思っていたので

掘りごたつを拭いて、焼酎で殺菌して、太陽のもとで干して、

麹用の布10枚を全部洗って、煮沸消毒して、干して(カビが怖いので脱水にはかけない)。

 

せいろを洗ったり、佐久産無農薬米を精米して水に浸けたり、

麹屋さんに「種麹」を取りに行ったり、釜戸とセイロを借りに行ったり。

 

そんなこんなで忙しかったので、

受験生の息子に「お昼米粉のホットケーキ作って〜」

とお願いしてみる。

 

バナナ、りんご、豆乳を攪拌。そこにヘンプパウダーも。菜種油は入れたのかな?

 

(本人も食べたかったらしく)作ってくれました❗️ 

 

うちのホットケーキは分量適当ホットケーキ。

だいたい目分量で作っています。

米粉のホットケーキ。

今回は豆乳が少なかったので割と固め。

美味しかった!ありがとう。

 

 

明日からいよいよ麹づくりが始まります。